5年ほどまえ、姉妹でロンドン旅行をしました。それまではタイや中国などアジア圏の旅行が多かったのですが、はじめてロンドンへ行き、アジア圏とは違った洗練されたマナーのよさに驚きました。

その頃、旅行に行くと日本人という様相だけで、ジロジロみられたりする視線が気になってしょうがなかったのですが、ロンドンでは目線をかんじませんでした。

例えば、地下鉄に乗っていても、皆静かに乗車して、誰かの顔をじっとみるようなことはありません。読書をしていたり、目線をあげて広告を眺めていたりと、狭い空間の中で人に不快な思いをさせないように工夫している姿が印象的でした。

同じ島国だからでしょうか。日本人の他社と共生する際の心構えが似ているような気がして、居心地がよかったのをおぼえています。

また、 お土産を買うのに百貨店を巡りました。やはり一番有名なハロッズは人でごった返していました。丁度12月でクリスマスの時期だったこともあり、ショウウィンドウがすばらしかったです。

建物の周り一周ぐるりとウィンドウになっていて、前衛アート的なウィンドウから子供が喜びそうなぬいぐるみやおもちゃのウィンドウ、楽しそうな家庭用品やキッチングッズのウィンドウなど楽しめました。

ハーヴェイ・ニコルズはハロッズに比べ現代的な感覚をとりいれてスマートでお洒落でシックな感じです。リバティは内装が木造作りで昔からの伝統的な百貨店という感じがしました。いずれもクリスマスの時期で店内のディスプレイもすばらしかったです。光り輝くイルミネーションもとても綺麗でした。